コロナ禍前(2015年~2019年)の毎月の死亡率から線形回帰モデルを作成しています。観測死亡率と予測死亡率の比率から超過死亡率を算出しています。

観測死亡率と予測死亡率の比率から超過死亡率を算出しています。




 

2015年〜2019年の死亡率から回帰式を求め、各年の超過死亡率を表示しています。


 

使用データ

当サイトで扱っているデータは 神奈川県人口統計調査(月報) 過去の公表資料 にて公開されているデータを使用しています。
各月の人口は「市区町村別 人口と世帯(各月1日現在)」、
各月の死亡者数は「市区町村別 自然増減及び社会増減」から抽出しています。

死亡率の予測

2015年〜2019年の神奈川県全体の死亡率を用いて回帰式を求めます。
2015年〜2022年の地域 rym 月の 予測死亡率 m,y,r を以下の式で求めます。

予測死亡率 m,y,r = α × Date + β +月平均死亡率差 m,r +地域平均死亡率差 r

Date はyyyy-mm-01の日付データ
αβ は神奈川県全体の回帰式で得られた傾きと切片
月平均死亡率差 m,r は市区町村 r の年平均と月平均死亡率の差
地域平均死亡率差 r は市区町村 r と神奈川県全体の年平均死亡率の差

超過死亡率は 死亡率 m,y,r /予測死亡率 m,y,r

濃い赤塗りは母比率の差の検定で有意差があると判断された地域を示す。


「6年間の比較(月単位)」の右側に表示されるグラフは選択した市区町村の月ごとの死亡率の推移です。(薄い灰色)
選択した月の死亡率を黒点で大きく表示しています。
黒点の上の数字は「死亡者数(死亡率の比率)」を表示しています。
赤い実線は神奈川県全体の死亡率で求めた回帰直線(+地域平均死亡率差)、 青い破線は選択した市区町村の死亡率で求めた回帰直線を表します。